若い世代を中心に人気を集めているエナジードリング。定義はないが主にカフェインやアミノ酸のほか、ビタミンなどが入っている炭酸飲料を指す。2022年12月に国内初のメイド・イン・ジャパンのノンカロリーエナジードリンクとして販売した「サムライエナジー」。「サムライエナジーは日本を元気にする」というコンセプトの下、インターネットや一部のコンビニエンスストア、ドラッグストアに展開している。ジャパンエナジー株式会社代表取締役の石田瑛一郎氏は「日本がコロナ禍から立ち直っていく中、日本を内から元気にするために、すべて日本産にこだわった商品を世の中に出したいと思い、これまで外国製品が主流であったエナジードリンク市場に打って出ました」と経緯を話す。将来的には海外市場への進出を見据え、サムライエナジーという商品名をつけた。
若者の力が日本を再び大きくするとの思いから、若い世代と親和性の高い日本のアニメやユーチューバーとコラボし、SNSで情報を発信している。2022年12月にはアニメ「ソードアート・オンライン」のコラボ缶を発売、さらに、日本の音楽グループであるRepezen Foxx(レペゼンフォックス)とタッグを組み、YouTubeやTwitterなどで若者に情報発信しているという。
2023年2月には「北海道コンサドーレ札幌」とオフィシャルパートナー契約を締結、2023年7月には漫画・アニメ「SHAMAN KING」ともコラボした商品を中国地方限定で発売する予定だ。「SHAMAN KING」は出雲市が舞台となっているアニメで、聖地巡礼地として多くのファンが訪問しているという。「お土産として持って帰ってもらえる商品を販売し、地域の活性化にも寄与していきたいですね」と石田氏は意図を説明する。
今後の展望について聞くと、例えば、缶にQRコードを張り付けて、その中に日本を元気にするような企業様のPRなどを盛り込み、新しいファンの拡大につなげていきたいと意気込む。
ひと昔前の時代、年収500万円であれば、結婚して家庭をもつことができたが、現在は収入が変わらず、物価だけが高くなったため、以前のような暮らしができない社会なりつつある。「自分が努力しないと安定した生活がつかめない世の中になりました。そんな今の日本の現状に対して何かできることがないかという思いで生み出したのがサムライエナジーです。努力すれば自分の夢をかなえることができると思い、新しいことに常にチャレンジしています。読者の皆さんも自分の夢に向かって努力してほしいと思います」
【SAMURAI ENERGY 公式YouTubeチャンネル】
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